2021年11月15日月曜日

SONY WM-DD9 修理

SONY WALKMAN DD9が出て来ました。

元箱、取扱説明書付き。

セットのイヤホンは無くしてしまいました。

アメリカへ行く機内で聴くために購入。



御多分に漏れず、ローラーゴムがダメになっておりました。
手元にミニ四駆用の丁度良い赤いゴムがあり、交換します。
電池ボックス上の赤い電源配線をハーネスより慎重に外し、フリーにします。
キャプスタン軸には完全に劣化したローラーゴムがあるので、撤去、ミニ四駆用のゴムリングに交換します。
17-19ミリ用です。
電池を入れ、動作を確認します。


クローズアップした写真の部分は、リバースのコントロールスイッチがあり、メカと基盤で同期しています。
メカ側の凹に基盤側のスイッチを嵌め込みます。
コレやっておかないと、無限にリバースしたりします。



背面カバーのオープン、ホールド切り替えレバーをセンターにし、本体にある連動するスプリングを最後の写真のようにし、ドルビー、EX DBB、テープ切り替えレバーを下にセット。
ボリューム側から先に嵌め、ゆっくりとDC側を嵌めます。



電池はレース用に育成した、ミニ四駆専用充電池。
EX DBB無しでもイイ感じで低音出ます。
ボリュームは3位で十分。
ミニ四駆用のゴムリングは相性が良い様で、回転ムラ無く、本体を持って揺らしてもウワフラッターを感じません。


秋葉原の専門店にゴムを頼まなくても良かったので、助かりました。
ゴムが千切れても直ぐに対応出来ます。

 



正回転ではオッケーなんですが、逆回転では回転ムラが ...。

また分解してゴムを代えてみます。


カセットテープコレクションを手軽に聴けます。
 

え?

DRAGON使え??


ソリャ、ソーなんですが...。


 


 

 

 

 

2021年9月5日日曜日

カメラの選び方(テキストのみ)

カメラボディは、メーカーがどうのこうのって言う話は、雑誌等に譲ります。

ここでは一般的な選び方について。



・大きさ、重さ


所謂フルサイズデジタル一眼の部類は、大きく重い代表です。

大型の超望遠レンズ等を取り付けられるように、レンズのマウントも大きく、耐えられるようなボディ構造にもなっています。

コストが掛かっているので、価格もそれなりにしてしまいます。

また、かなり重くなるので、携帯性、長時間の撮影には体力を要します。

しかし、重いボディとレンズによる重心の安定は、ブレにくさに繋がり、それだけでもメリットがあります。

センサーも解像度が高く、面積も広いので画像がより高精細になっています。

また、目的に応じた様々なレンズを使えることが最大の魅力です。

レンズによる写真表現を愉しむには最適な選択と言えます。

デジタル一眼レフは、フィルムの一眼レフの延長に位置しているため、欠点もそのまま受け継いでいる部分があります。

光学ファインダーによるピントは、電子式液晶ファインダーよりも格段の見やすさがありますが、コストがかかります。

また、レンズに入った光をミラーで反射させて、ファインダーで見るという構造なので、レンズがミラーに当たってしまうような形態のレンズは設計できません。


コンパクトカメラは、上の逆になるのですが、最近は一概に言えないのも確かです。

小さいながらもレンズ交換式で、マウントが小さいですが、他社のレンズを付けられるアダプターが沢山あり、自身の資産を生かす事が出来たり。

しかし、センサーの大きさが小さいので、35ミリフルサイズのレンズだと、周辺を含めたレンズの性能を100%発揮させることは出来ません。

なんと言ってもその小ささで、スナップには最高です

レンズ固定式なモノは、センサーとレンズが専用に最適化されているものが多く、一眼レフのように、光学設計に制約が少ないため、小さくても高性能なカメラも作れます。

1番気をつけないといけないのは、ブレに弱いこと。

最近はブレ防止機能が充実していますが、カメラの基本的な構え方は身につけておいた方が良いでしょう。



・一眼レフとレンジファインダー


カメラの歴史は、距離計という光学装置から始まります。

レンジファインダーと言うもので、ピントを合わせるだけというもの。

ファインダーは一眼レフのようにレンズを覗いたままではなく、距離計ののぞき窓から見た範囲で決定する必要がありました。

レンジファインダーは、その優れたピント機構をもちますが、レンズの焦点距離をすべてカバーする事が出来ないので、レンズに合わせたファインダーを別に用意する必要があります。

これはあくまでも構図を見るモノなので、ピントは全く分かりません。

一つのファインダーの中に「視野枠」をつけ、構図とピントを両立させたカメラが、ライカのM3になります。

レンジファインダーカメラは、レンズとフィルムの間にミラーがなく、レンズ設計に制約が少ないので、高性能なレンズが多いです。

(パララックスについては割愛)



・ミラーレス一眼?


この言葉は最近作られた「造語」です。

レンジファインダーカメラに近いものですが、イメージセンサーに入って来た信号を変換してカメラの背面液晶に出しているに過ぎません。

ミラーの有無だけなら、昔のレンジファインダーカメラは、全てミラーレスと言う事になります。

メーカー違いの古いレンズが使えたりする事が「ウリ」になっていたりしますが、本体がコンパクトなので、大きなレンズを付けると、バランスが悪くなります。

元々の設計が一眼レフ用のレンズをわざわざミラーレス一眼につけるのは、使い易いとは言えないですね。



・デジタルカメラとフィルムカメラ


デジタルカメラは電気を大量に消費します。

バッテリーが逝く、電気回路が壊れたら、もう終わり。

ライカのように何十年も使えるカメラではありません。



・イメージセンサーの大きさによる、写真の優劣について


最近は「フルサイズ一眼」がもてはやされていますが、写真が素晴らしいかどうかは全く関係がありません。

絵をちいさなキャンバス、大きなキャンバスで描く、油彩、水彩、壁に描いたり、表現って無限なので、携帯電話のカメラで撮影しても、芸術には代わりがありません。

写真だと素子で撮るのか、フィルムで撮るのかと言う違いが根本です。

印刷物、フィルムをスキャンする時は流石に解像度が高い方が有利ですが...

しかし、大きな解像度で撮影してもキャビネまでしか伸ばさないのであれば、コンパクトカメラの1000万画素でも十分と言う事になります。

解像度を大きくすると、ファイルサイズが当然大きくなり、等倍で確認しようとしても、パソコンのモニターの解像度が低ければ、全く意味がありません。

いたずらに高解像度を求めても、自分が表現したい媒体によっては、高解像度が無駄なばかりか、意味が無いものになってしまいます。

写真としてプリントし、全紙まで引き延ばすのか?

Webに公開する?

サービス判に伸ばすだけ??

目的にあったイメージセンサーの大きさでカメラを選んだ方が、無駄にお金を使わないで済みます。

レンズについて(テキストのみ)

レンズの数字が小さくなると、より多くの範囲を撮影出来ます。

コレが広角。

画面全体にピントが合います。

被写体に寄ると、画面が歪んで、面白い効果を発揮します。


もっと広くなると、魚眼レンズになり、180度の視界となります。


数字が大きくなると、遠くの物を近くに見せる効果があります。

写る範囲はどんどん小さくなります。

コレが望遠。

一部分しかピントが合いません。


標準レンズの50mmはこの中間の、両方の効果を持つと考えると、簡単です。


 f=2.8とかは、眼球の明るさを1とした比較の数値(f値)で、最高の明るさは市販品で0.95

絞り解放、最大絞りと言う状態で、光が最も多く通過します。


レンズの最小絞りは2232

最小とは、絞りが完全に絞り込まれた状態で、レンズを通過出来る光が最小になる、と言う意味。


絞りと写りの関係は、数字が少ないと、ピントの合う幅(奥行き)が狭くなります。

大きくなると、画面全体にピントが合います。

失敗しない(ピントが合っている)写真を撮るには、絞りを絞りこんで、数字を大きくすると、大丈夫と言う事になります。


しかし、絞り込むと光が通過する量が少なくなるので、シャッタースピードが遅くなります。

つまり、フィルム、素子に達する光を増やす必要があると言う事になります。

シャッターが開いている時間が長くなるほど、「ブレ」てしまい、写真が失敗まします。


フィルム、素子に光が不足する状態では、ブレを防止するために、絞りを開けて数字を小さくする必要があります。

たとえば、薄暗い部屋。

絞りが絞られているままだと、極端に光の量が少なくなってしまいます。

絞りを開けて撮影すれば、通過する光の量が増え、シャッタースピードが上がります。

そうすると、ブレを少なく出来ます。

ストロボを発光させるのも効果的です。


こんなシチュエーションで分かり易いのは、綺麗なお姉さんとオシャレなバーに居ると思って下さい。

雰囲気を壊さないように、ストロボを使うのを辞めましょう。

美味しいカクテルで、女性に艶が出て来ました。

シャッターチャンス!!

絞りを開けて、なるべく速いシャッタースピードにします。

机にキャンドルがあれば、その光を利用しましょう。

女性の斜め正面から光が当たる位置に移動、設置。

撮影する時は、やや斜めから撮影したほうが、影をコントロールし易いです。

瞳にキャンドルの光を入れて~

いざ撮影!


カメラはブレ無いように、しっかり構えて、彼女の自分に近い方の眼球の瞳に合わせます。

ここで重要なのは「ピント」です。

鼻、歯、髪の毛、そんな所にピントが合っていても、ちっとも艶っぽく写りません。


じゃあ、どうやったら、妖艶に写るの?


解放f値が小さい、レンズの前側が大きい口径ものが、より明るく、ピントの合う幅が狭くなりますので、ボケが大きくなって、美しくなります。

ボケには被写体を周囲から浮き上がらせる効果もあり、写真の立体感に繋がります。

また、写真の主体を強調する効果もあります。


そう言うレンズを買ったら、ピントを合わせる練習をして下さい。

また、一概に、そう言うレンズは使っている硝子の質が良く、使っている量も多いので、高価ですが、十分に満足出来る写真が撮れるでしょう。


焦点距離は、50mmにそう言うレンズが多いです。


自分がどういう写真を撮りたいかで、長さを選ぶと良いでしょう。

オススメなのは、ソコソコ明るい50mmで練習。


f2.8でも十分、何故か?

欲張って明るいレンズを使うと、ピントがシビア過ぎてしまい、失敗作が多くなります。

そうすると、写真がイヤになることが多いので注意しましょう。


また、ズームレンズは、広角、望遠側でf値が変わらないものが高価で性能が良いですが、初めのウチは、数値が変わってしまうレンズでも十分です。

何故かと言うと、望遠側の方がブレやすいので、防止するのに結局絞る事が多いです。

絞ってしまうのであれば、明るいレンズじゃ無くても十分に使えます。


目的がハッキリしたら、無駄にならない投資をして、写真ライフを楽しみましょう。

2021年9月1日水曜日

Marantz Music Linc CD23D LTD 土鍋

 医院にオーディオのサブシステムを組みたくなり、考想を練る。


1,Nakamichiを生かす。

2,あらたな投資はしない。

3,コンパクトでミニマムに仕上げる。


まず、着手したのはNakamichiで組む考想。

ジャンク」の610、620を購入。

いぁ〜
ブチカッコええ〜


ホンマ、ブチエエ。
けど...。
ジャンクなのでゴミでした。


改造品のマコーマックのヘッドホンアンプがあったので組んでみる。

う〜ん、かなりイマイチ。


サウンドデンにマランツのコントロールアンプがあったので、ゲッツ。

マコーマックのパワー部分を使用しているんですが、かな〜りイマイチ。


と、言う事で、パワーアンプをマランツのモノラルパワーアンプX2に変更。

おお、良いジャン。


Nakamichiとのハーモニーを楽しむ。

CDプレーヤーがあると、録音も出来るジャン!!

家にはコレ!!

ですが、青春時代を過ごしたCDP-X5000は、ぶっ壊れていたので...。

コレについては別ブログで。



と、言う事で、かな〜り探して、Music LincシリーズのCD23D LTDを導入。

見よ!
凄まじい存在感!!


スゲエ〜


CDピックアップドライブは1ビームレーザー、スイングアーム式のCDM-9PRO。

しかも、特別選別品。

200台限定。


鳴らすには「メンドクサイ儀式」が必要です。
CDをおいて、マグネット式のクランパーを乗せます。

真下にある丸いポッチがスイッチになっています。


ガラスの蓋を乗せるとCDが回転し、Tokを読み込みます。

何だか「土鍋」みたいなのが、愛嬌あって良いですね〜


中央の小窓にCD情報が出ます。
この表示はリモコンで消せます。


これから、細部のディテールをアップ。

電源のLEDはギラギラしてなくてグー。


リミテッド
普通はココが「ミュージックリンク(英語)」なんですが、コレは特別です。


異質な仕上げがサイコーですね。

仕上げが全く異なる金属が集合しています。


実際に設置してみると〜
かなり無理が。
奥行きが長く、積み重ね出来ません。

段ボールを置いて乗せます。


なんか、設計ミスみたい。


紹介遅れましたが、リモコンは液漏れがあり、かなり残念な状態。

まあ、動くのでオッケー。


セッティングベースが床に直置きでかなりアレなので、中尾先生から譲り受け打ち壊したデスクの天板と、PowerMac G4 2台用い、設置します。

ミニ四駆コースを撤去せずに同居させます。


台座がしっかりしたので、音質もかなり向上。

パワーアンプはこっちへ。


診療室の子供遊びスペース(ミニ四駆)と、オーディオを合体させたスペシャル部屋のベースが完成。
どうなりますか?

以後、順を追って時々更新します。