2014年1月28日火曜日

Kensington TURBO RING 修理

急に玉の回転が悪くなり、ガッコンっとなるので、早速分解整備することにした。

真中奥の支柱が折れています。
ココには支持球のコランダム(人工ルビー)が乗っているところ。
茶色くなっているところに人工ルビーが埋め込んであります。
(下記参照)


瞬間接着剤で支柱を固定したら、歯科用レジンで折れた所を補強します。

補強完了。
完全硬化を待ちます。

レジンが干渉していたので、削ります。

はい、完成。

いとも簡単に現役復帰です。
PowerBook G4 1Gで使用ちう。


何だか変なデザインに見えますが、持ちやすく、非常に使い易い。


かなり古いトラックボールです。
人工ルビー支持、ゴム軸読み取り。
コレがベアリングだったら...。

数年前にヤフオクで購入しました。
「玉の回転が悪い」

と言う事でした。
玉を外してみると、支持球が無くなっていますww

出品者にジャンクにして欲しいって言うと、快諾して頂き、割引してもらいました。

直径2mmのルビーを3個買い、もとの場所に置きましたが、台座のプラスチックも破損していたため、「瞬着パテ」で周囲を囲い、余分な部分を削り、きっちり3点で支持出来るようにしました。
それぞれの支持球を支える部分の色が違うのは、このためです。


ゴム軸のエンコーダー読み取りなので、玉の転がりは重くてイマイチですが、専用ソフトウェアの出来が良く、非常に快適です。
玉の周囲にスクロールホイールが円周状に儲けてあり、手の位置を全く変えないでスクロールが出来ます。

また、左右端っこのボタン同時押しで、玉を使ったスクロールも出来ます。
ゴロゴロ転がしながらスクロールさせるのは、快感です。


捨ててもイイのかも?
読み取り軸のゴムがダメになるまでは使えると思います。
Microsoft TrackBall Explorerのように作りがショボくない所が美点。

さて、今回の修理で、あと5年は使えますね!!

いつも使っているのは、右上のKensington SlimBlade Trackball。

左上は兄貴の開業祝いに贈ったものですが、ご家族がアンチトラックボール派...。
引き取って来ました。

玉の回転が悪くなり、ハウジングが鳴いて、ゴーゴーという、音が鳴ります。
欠点?
支持球に潤滑油を極少量滴下すればオッケー。
歯科医院なら、シロナのシロピュアのオイルでもよさげ。
玉をむやみやたらに拭いたりすると、支持球のオイルが無くなるので、回転が悪くなります。

SlimBladeは、玉の水平回転でスクロール機能が使えます。
慣れてくると、スクロールホイールを使わなくてよいので、かなり作業効率が良いのが分かります。

下のMicrosoft TrackBall Explorerは私が改造したもの。
兄貴のWindows8.1PCの調子が悪いとのことで、持って行ったのですが、左クリックとの相性が悪く、出戻り。
この機種は、やはり、作りがイマイチ。
ボタンの押し方に慣れれば問題ないのですが...。

急にトラックボールの台数が増えて嬉しいのは私だけ...。
皆さんも一度トラックボールを使ってみませんか??





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