くわしくはこちら
小指、薬指、中指の各グリップを作成し、最終形態?としました。
さらに小指グリップの延長を行いました。
一番下に追記。
握り具合等をまずはアップします。
製作過程はドンドン下へ行って頂けると分かるようになっております。
完成はこちら
本体への完全固定はこちら
本革張りはこちら
左側にあるノーマルとは明らかに違い、かなり凶暴な仕上がりに。
ノーマルって、こんなにシンプルだったんだ〜w
意外に、ガングリップも逝けた。
まずは左手グリップ。
分かりやすくするため、ユニットを取り外し、ボディだけにします。
カメラ下の棒(フォクトレンダー)を握る。
人差し指は前面の小指グリップへ。
かなり力を入れて握れます。
親指は背面のグリップへ
次は右手。
軽く握ると、包み込む感じでフワッと、優しく指が誘導されます。
前後グリップの形態には理由があって、このような形になっています。
ごく自然に手に馴染む、究極のエルゴノミクスデザイン。
(私の手ですが...。)
「一つ一つの造形にはそれぞれ意味がある」
と、言う事ですね。
それでは、試作品から見て下さい。
いつも通り、レジンでの工作です。
盛り上げは大丈夫ですが、形態修正、研磨では大量の削片が出ます。
きちんと養生しましょう。
このブログを見て真似されるのは構いませんが、貴方の大事なGXRは壊れてしまっても責任は負えません。
自己の判断で、慎重に作業される事をオススメ致します。
私の愛機である、RICOH GXR。
困った事に、グリップゴムの接着剤が劣化した。
ブチキタナイ
ゴムを剥がしたら、黒いフィルムが出て来るので、こいつも剥がす。
いや〜んw
もう、サイアク。
どこまでやってもネバネバが残る。
ティッシュペーパーで擦り、可視化する。
タービンヘッド用のオイルでネバネバを取る。
ボディーもね。
やっと綺麗になり、涼しげな佇まい。
かなり細身になってしまうので、イマイチ握りにくい。
こうなったら、「オリジナルグリップ」を歯科用レジンで作ります。
材料はオストロン2ピンク。
ココアバターをレジンの分離材として塗布
レジンを練って、5mm程度のシート状にします。
圧接します。
入っていない部分があり、失敗。
GXRロゴを抜こうとしたのがいけなかった。
気を取り直して、再度圧接、前方部分は指の隙間にレジンを握って足します。
小指あたりで握るレジンの量が多かったカモ。
後方はこんな感じ。
前方を盛り足し、これで最終。
外して概形線を記入し、削り出し。
軽く形態修正、研磨して完成。
両面テープでとめます。
親指側はこんな感じ。
+ーボタンは指を置いて操作出来るようにしました。
メチャクチャ握りやすい!
親指に力が入り、ホールドしやすくなりました。
露出補正ボタンは親指の腹を置きます。
前方への張り出しがスゴイです。
凄まじい存在感。
ぱっと見だけでは、機種が全く分からないのがグーです。
2時間程度で完成。
非常に簡単です。
家に持ち帰って見せると、色に皆が拒否反応。
「ピンク珊瑚」と思えばイイのに...。
と、言う事で作り直し。
今度は白(歯の色)のユニファスト2を使います。
最終形態まで盛り上げ
形は後で削り出す。
研磨まで終了
両面テープにて装着完了。
今回、前方への張り出しは小さくし、親指のサポートを大きくしました。
親指側はかなり大きいです。
真っ白って言うよりも、アイボリー?
まんま、歯か骨って感じww
今回は指への拘束を少なくして、汎用性を高めました。
下側の丸っこい出っ張りは、右手の小指、左手の人差し指を引っ掛けて、ぎゅっときつくカメラをホールド出来ます。
左手でカメラ下のグリップを握った時は、人差し指と親指がこの位置。
左手に持ってブラブラしながら、岩国の錦帯橋で撮影。
人差し指を引っ掛けられるので、かなり安定してカメラを構える事が出来ます。
レンズはFUJINON L 1:2.8 f=5cm。
何故、左手用のグリップポジションを作ったかというと、子供と手をつないで歩くから。
右手側本革ハンドストラップに、ネックストラップを取り付け出来るようになっています。
カメラを首から下げた状態よりも、左手で構えた状態からの方が、右手で構え直す時の動きがスムーズです。
速写って言う面からも、きっちり左手で構えられる方が安心。
GXRはボディが小さいので、こう言う工夫をすると撮影が安定して出来るようになります。
第2作目は、歯の白なので、何だか象牙か骨??っぽい感じがします。
おおまかに盛って、手に合わせて削り出すのに結構時間が掛かりました。
ユニファスト2で即時ブリッジの仮歯とか作っていましたが、今回使用した量はそれなんかよりも遙かに大量のレジンを使用しました。
操作性はオストロン2ピンクの方が楽でイイですね。
ユニファスト2は硬化が早い。
まあ、削り過ぎても盛り足せばオッケーなのがレジンのイイ所。
そのまま両面テープを貼ろうと思っても、テープがひっつかない...。
アルコールでしつこく脱脂してもダメ〜
レジンの表面性状が問題のようです。
内面に瞬間接着剤を薄く塗ることで対応しました。
自分で作ってみたいと思う方は注意して下さい。
世界に1台だけの「貴方だけのGXR」にカスタムしてみるのはどうですか?
オススメの楽しい工作でした。
小指のグリップを高めるため、更に盛り上げる。
レジンを盛って、握ったりしながら軽く整形、硬化まで待ち。
研磨して完成。
形のイメージは脊柱の棘突起。
先端が太くなっているアレですね。
もう、何だか、完全に骨。
変な形ですが、小指に力が入り、グリップが更に向上。
左手グリップの時は人差し指をココに掛けます。
レジンは後で追加出来るし、強度もあるので非常に使い易い材料です。
皆さんも作ってみては如何ですが?
小指に力が入るようになったので、さらに薬指グリップも作る。
握って合わせます。
固まったので、形態を合わせます。
研磨して終了。
左手の人差し指ポジション。
と、これで満足?
薬指グリップは指の腹の面積を増加させました。
小指の上に被さるようなデザイン。
構える時に尖った角が当たって痛い。
角を丸めます。
3次元の造形なので、写すのが難しい。
指の腹が当たる部分をスプーン状に凹ませ、尖った所を低くし、丸め、徹底的に磨きます。
かなり磨いたので質感も上がっている。
小指が当たっても痛くなく、研磨した部分が滑らかで気持ちがいい。
小指の拘束が弱くなりましたので、速写性もアップ!!
指の動きを妨げる事無くグリップを向上させる事が出来ました。
グリップの集大成として、中指のグリップを作成し、完成とします。
まずはGXRを養生します。
コレをやらないと形態修正、研磨の時にレジンの粉で大変な事になります。
こうやって全体をパッキングします。
粉が本体内部に入らないように、厳重に!!
(この前の作業まではやってなく...。)
マスキングテープでダムを造ります。
余計な所にレジンがつかないようにしましょう。
レジンを盛って握ります。
硬化熱で痛い!!
硬化熱で痛い!!
固まるまで3〜4分の辛抱です。
指紋がバッチリと印記されますww
盛り上げ完了。
ここから形態修正、研磨します。
形態修正、研磨完了。
ダムがせき止めてくれたので、ボディにレジンは付きませんでした。
ダムがせき止めてくれたので、ボディにレジンは付きませんでした。
もとのグリップから、はみ出した形になりましたが、握りやすいので、そのままにしてあります。
エッジを立てる所、角を落として丸める所。
それぞれをはっきりとさせることで、形態にメリハリが出ます。
それぞれをはっきりとさせることで、形態にメリハリが出ます。
今回は細かい表面の凸凹も平坦にして、更に磨きをかけました。
指の腹を納めるため、かなり凹ませてあります。
柔らかな曲面と鋭いエッジが織り成す、官能的な3次元造形が、呑める。
指に吸い付くような握り心地。
もう、完全に私専用のカスタムグリップになりました。
回りにディープなカメラマニアが居ないので、握り心地の汎用性は不明。
カスタムして、更に愛着が湧きました。
壊れるまで大事に使います!!
やっぱり小指の安定感が欲しい。
さらに加工する事にした。
瞬速でGXRを養生します。
底面は自立出来るように、平坦にします。
グリップ付けるので意味は無い...。
レジンを盛って握る→硬化、を繰り返す。
大き過ぎか??
研磨して完成。
所々に「面」を作る。
底面は丸く抉った。
握るとこんな感じ。
フィット感が劇的に向上。
フィット感が劇的に向上。
出っ張りはこのぐらい。
気持ちがイイ。
左手グリップも更に安定。
極悪レンズにピッタリです。
もう完成?
と、思ったけど、ドンドン進化。
楽しいですね〜
最後までご覧頂き、有り難う御座いました。
小指部分に変更を加え、完成へ!
くわしくはこちら
本体への完全固定はこちら
本革張りはこちら
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