2015年3月21日土曜日

Asahiflex IIA

1954年(昭和29年)世界で初めてクイックリターンミラーを搭載したIIBと言う、非常に画期的なカメラが発売されます。
(特許がらみでは面白い裏話が...。)
1955年(昭和30年)そのIIBにスローシャッターが搭載された最終型が発売されます。
それが、このIIAです。


機種に間違いがありましたので、訂正させて頂きました。



一眼レフ
他のモデルとの簡単な鑑別は、(親指に隠れている)FP、Xのシンクロターミナル。
それと、シャッターボタン下のボディ前面にある、スローシャッターダイヤル。

ペンタプリズムは無く、フレーミングとピントはウエストレベルファインダーで行う。
畳んだところ。
写真の右隣にあるのが、ビューファインダー。
目測でフレーミング行なって素早い撮影も可能。

IIBでストロボシンクロ表記がFP、Xとなり、IIAでスローシャッターが搭載されます。

ルーペ付き。
ピントはコレじゃないと分からないww


ファインダーをiPhoneで撮影してみた。

シャッタースピードはバルナックライカの様な2軸。
スローシャッターを使うには高速ダイヤルを「25-2」へ合わせる必要があります。
フィルムカウンターはライカに準じる。
Canonはレンジファインダーをこの形で極めた(VTは名機)。
PENTAXはContaxとLeicaの模倣から一眼へ。
非常に面白い。

ビゾフレックス付きのバルナックですね。

背面
かなり古いのに、外被が剥がれていない。

底板
撮影時はレバーをAにしておく。
フィルムカウンターの動作を確認。

マイナスネジに萌え。

Asahi-Kogaku Takumar 1:3.5 f=50mm
マウントはM37、フランジバックはM42、Kマウントと同じ。
プリセット絞り。

残念ながらシャッターが完全に閉まらず、ジャンク。

御先祖様と2ショット。

タクマーはこうやりたくなるのが人情。
フランジバック、マウントが違うので無理。

PENTAXって、世界をリードするカメラメーカーであるのは、疑い様の無い事実。
年内に発売されるフルサイズデジタルカメラが楽しみです。

M37-M42マウントアダプターで...。


デジタルで味わう。

純正組み合わせ。

薄くてイイ。

GXRだと〜
結構カッコええ。

デジタルで味わう事が出来ますので〜
面白くなりますね。













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