仕事用に使おうと、中尾歯科医院、レセコンスペースへ。
素晴らしく快適で、文句なし。
しかし、スタッフにこのトラックボールは勿体ない?
Microsoft Trackball Explorer (Trackball Explorer 1.0)について。
このメーカー最初で最後の、大玉(46mm)を使用した、5ボタンのトラックボール。
最大のメリットは、メーカーによるソフトウェア、ドライバーのサポートが現在もあること。
ボタン、カーソル、スクロールがユーザーでカスタマイズ出来、ソフトによって設定を切り替える事も可能。
ロジテック、ケンジントンのトラックボールは、世代が変わると、最新OSでは使えなくなってしまいます。
流石、純正と言いますか、素晴らしい対応です。
しかし、最大の欠点で、ボールの支持が「鉄球」だと言うこと。
経年変化ですり減り、回転フィールが悪化します。
この鉄球を、人工ルビー(コランダム)に交換するのがセオリーとなっています。
と、言うことで、ヤフオクでジャンク品を激安ゲット。
ちなみに、現在の流通価格はだいたい15000円くらいですね。
ジャンク理由は、汚い、玉の回転が悪い、OS上でスクロールホイールの動きがおかしい。
はい、到着。
もう、ブチ汚いw
(最初の写真と比較して下さい。)
はっきり言って、触るのにも嫌悪感を覚えます
診療で使うグローブ装着!!
まずは外装、ケーブルをアルコールガーゼで清拭。
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(自主規制w)
では、早速分解。
ゴム足マットを剥がす。
ぐはっ...。
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ココが問題のスクロールホイール。
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完全に汚れを除去。
エンコーダーの読み取りセンサー部分にほこりが溜まっていて、OSで認識出来なった様子。
ここの整備完了。
カップ部分。
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支持球には完全にフラットスポットが出来ています。
これが鉄球支持の欠点。
ウダウダ言っていても仕方ないので、対策を考えます。
「球」なので、スポットの無い部分では、完全な点接触になります。
と、言うことで、支持球の裏側にスチールバーで穴を開け、鉄球を取り出します。
鉄球には、フラットスポットが出来ているので、転がりませんでした。
で、フラットスポットで無い部分を出して再度埋め込み(はめ込み)。
これが、効果絶大!!
新品の回転フィーリング!!!
(当たり前ですが...。)
クリーニング、消毒して、整備完了!
失っていた快感回転フィーリングを取り戻し、現場最前線へ復活!!
いや〜
安い買い物でした。
フラットスポットが出来ても、このやり方で整備すれば、かなり長く使えそうです!
先のマシンに接続し、使い心地を確認。
ホイールスクロールに問題無し。
兎に角、玉の回転がスムーズ。
使い心地が快感。
でも、スタッフは....。
マウスがイイ!
とのこと。
チャンチャン。
ヤマダ電気で激安マウスを買いましたとさw
ジャンクはクライアントマシンで使います。
しかし〜
組み直したジャンクの方が、人工ルビーに置き換えたヤツよりも玉の回転がイイ...。
ジャンクに負けてはいられない。
このルビーは、手芸店で、ビーズになっているものを購入。
高級なモノは近所では入手できませんでした。
安いだけあって、ちょっぴり柔らかい。
フラットスポットが出来ていたんだと思います。
んで、早速分解、カップをとり出します。
通法に従い、裏側からスチールバーで穴を開けます。
人工ルビーを取り出す。
実は、コレ、直径が3ミリで、純正の鉄球よりも1ミリ大きい。
以前埋め込んだ時は、結構適当だったので、やりなおします。
ラウンドバーで現物会わせをしながら、再度穴を大きくします。
目安は玉の埋め込みが、半分よりやや深くなるまで。
固定して終了。
接触抵抗がコッチの方が小さい?
鉄球よりも、明らかに回転が軽いです。
ボールベアリング並に!?
メッチャ気持ちエエ!?
お手軽簡単整備で、もう一台のトラックボールも復活。
何だか、これまでのトラックボール関連の、整備内容を見ていると、ただ単にケチなだけじゃあ?
いいえ、違います!
貧乏性なんです!
貧乏性なんです!
って...?
タマ交換するほうに発想をとらわれすぎて、
返信削除そのまま使用して、摩耗面をかえるという時間と経費を節約するエコな考えには、いたりませんでした。
画像がおおく、わかりやすかったです。
ありがとうございます。
お役に立てて光栄です。
削除きちんとメンテして、末永く使っていきましょう。
現在はベアリングにしています。