皆様、ホロゴンと言うレンズをご存じですか?
以下、Wikiより。
ホロゴン(Hologon )はカール・ツァイスのエルハルト・グラッツェルによって発明された超広角レンズ。
概要
その特殊性や、通常の対称型・非対称型広角レンズの高性能化などのため、当初から限定的にのみ製造・販売されてきた経緯を持つ。
製品一覧
ホロゴンウルトラワイド用ホロゴン
コンタレックスシステム内のカメラホロゴンウルトラワイドに固定装着された。
コンタックスG(CONTAX G )マウントホロゴン
ライカMマウントホロゴン
→「ライカマウントレンズの一覧 § ライカカメラAG/エルンスト・ライツ」を参照
何故この話題を出したか?
2011年9月、RICOHより画期的なセンサーユニット交換式カメラ、GXRが発売になります。
https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/gxr/index.html
当初はスーパーアンギュロンがデジタルに!
と言う触れ込みで発売日に購入。
Maunt A12と言うユニットは有効画素数1200万、Mマウント!!
その開発は、スーパーアンギュロンを完璧に使うため。
APS-Cなのでフルサイズでは無いですが、大きく張り出した後玉から入った光は画素周辺では急角度になり、測光が困難になります。
画素の前にレンズを入れることにより、周辺光量が低下すること無くアンギュロンを使用可能にした。
レンズ構成はダブルガウス
スーパーアンギュロンを使うために開発されただけあって完璧です。
後玉は大きく張り出すレンズには高性能なモノが多いです。
その他にダブルガウスで有名なのは?
詳しくはこちら
他にも、こちら
そして、ホロゴン。
今回はGマウントなので、左側の4軍3枚。
オリジナルが右の1軍3枚。
Wikiにあるように、非常に高性能。
ライカMマウント用ホロゴンは200万円くらいする、超レア珠。
どうしても使いたい〜
そんな人はGマウントのホロゴン!
って事になるわけです。
学生の頃、コンタックスGは京セラの技術を結集したAFレンジファインダーカメラとして登場。
画期的な機種でしたが、G2は販売不振。
全てのシステムがバナナの叩き売り。
その時にホロゴンが激安ww
しかし、ボディーと合わせると結構なお値段。
ピンポン玉の前玉、劇薄ボディー。
脳天直撃セガサターン
貧乏な学生では購入出来ず。
GXR購入後、宮崎光学にてホロゴンGマウントからMマウント改造が出来る事を知り...。
Gホロゴンを探しますが〜
後の祭り。
そんなもん、ありゃしません。
例え購入出来たとしても結構イイお値段。
ソレに改造費用が加算...。
すぐに諦め。
それから10年以上。
ハヤタカメララボさんに、あーるじゃありませんか!
しかも改造済。
マヂかー
って事で、GXRをセッティング。ほぼ新品のデッドストック。
長期未使用なので、取り敢えずリハビリ。
レンズは28mmをチョイス。
久し振りの純正セットは小さくて軽快。
EVFで、撮影後の確認をしない
設定にすると、普通のカメラとして使える。
楽しい!!
遂に
ブチカッコええ。
コンパクト!
素晴らしい写り。
周辺光量低下無し。
GXRのレンズチェッカーを使うと、1mmくらい飛び出す。
数枚パチパチ。
歪み無くシャープ、30cmまで寄れる。
かなりオモロイ。
やはり、皆さん、思いますよね。
M3に付けるとどうなるの?
もうね、ブチカッコええ。
専用ファインダーは構造上装着出来ません。
Gシリーズは殆どが日本製なんですが、コレはドイツ製。
ピントレバーは当たらないように削ってある。
このように、M3でもシャッター幕にかなり近いです。
M5、CLには勿論装着不可。
変態GXRでは?
もうね。
かなり。
対称型レンズは高性能なモノが多いですが、殆ど全てが過去のモノで高価です。
安く買える時に購入するのがオススメ。
写りはまた後でアップ。
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