「セレック」についてのお勉強。
翌月曜日は「トップカメラ」にて、中古のSuper-Takumar 1:4.5/20を安くゲット。
安かった理由はご覧の通り、レンズ外周のバルサム切れ。
レンズ内にゴミ、レンズのキズ、クモリ、コーティング剥がれはありません。
レンズの外観も綺麗
しかし、鏡胴のカバーのネジが緩んでスカスカww
グルグル回ります。
あとでキッチリ締めましょう。
レンズ構成図
山口へ帰る前に、味噌カツ。
赤味噌ラガー!
これが、でらうんみゃあ(ブチ旨い)!!
味噌カツはご飯が進む。
ビールは濃厚!
本数限定でコレをお土産に。
結構重い...。
手が痛くなります。
帰りに「カメランド」さんへ寄り、名古屋のお土産を〜
ソースは重いので、「わらびういろう」。
いやはや、コレも絶品。
んで、レンズに合わせたボディが欲しくて、物色。
壊れた黒S2、黒SVがあり、お土産のお礼にと、頂いてしまいました!!
有り難う御座います。
黒S2
ボディには凄まじい汚れ、シャッター不動。
完全なジャンク。
院内のインテリア。
折角だし、お礼と言ってはナンですが、以下の2物件を購入させて頂きました。
Super-Takumar 1:2/55アトムレンズ。
レンズ銘が一部オレンジで塗られ、f2と言う非常にレアなレンズ。
後玉に凄まじいカビw
もともとS2につけて売られており、輸出用のS1aとのセットでも売られていたようです。
1967年のカメラ総合カタログには、¥11.500と載っているらしい。
後のSMCよりも遙かに造りがイイ。
レア過ぎてあまり情報がありません。
そして、
1:3.5 24mm専用角フード。
実は、20mmと口径が同じなんです。
使用感バリバリ。
しかし、購入したものも激安ジャンク...。
すいません、いつもこう言う物件ばかり買って...。
カメランドを出た後は、山口市内へ。
車の中で子供達がカメラを弄る〜
手が汚れるww
まあ、免疫がつくかと...。
家に帰り、ボディの汚れをウエットティッシュで...。
落ちない!!
兎に角、ゴシゴシ!!
擦りまくる!!
何十年と言う年月でついてしまった垢を落とします。
なんとか落ちて黒光り。
銀はあっても黒はなかなか見ません。
2台同時黒ゲットなんて、こういうチャンスは滅多に無い。
(コレばっかw)
それではお待ちかね?
のギャラリー
製造の古い順で
S2について。
Kの後継機種、廉価版。
初期型はシャッターが1/500まで。
後期型で1/1000となる。
シャッター不動、なんとも悲しい...。
巻き上げてシャッターを押しても、幕が最後まで動かず、ミラーが降りない...。
裏蓋開けて、よく見ると、先幕が最後まで動かない状態だったので、爪を引っ掛けて動かしてやると、シャッター幕が動いて、ミラーが降りた!
よっしゃ〜
低速シャッターからどんどん動かす。
徐々に動くようになっている。
高速シャッターもだんだんと動くように〜
調子に乗って、リハビリを続けると...。
動くようになりました!
パチパチ!
子供達に頼んで、どんどんリハビリ。
しかし、飽きちゃって、DVDを見たいとww
しかし、巻き上げていくと、下の写真のように、後幕上のリボンが切れているか、外れているようです。
嗚呼...。
SVについて。
アサヒペンタックスS3の後継機。
シリーズで初めてセルフタイマーが搭載された。
名称にある"V"はドイツ語でセルフタイマーを意味する"Voraufwerk"より由来する。
また新たに裏蓋の開放によってリセットされる初の「自動復元式フィルムカウンター」が搭載された。
更にファインダースクリーンの視認性も向上された他ミラーボックスの全面的改良、部品の高品質化などが施され、見えない点でより使いやすい製品となった。
これによって内蔵TTL露出計が搭載されていない以外は、ほぼ現代のカメラの最低基準を満たすこととなる。
次はSPになるので、このデザインはこの機種が最後になる。
S2でシャッターの動きがかなり分かったので、コイツもリハビリしてみる。
すると、ミラーが降りた!!
嬉しい!
神の降臨。
やっと覗けたファインダーはS2よりも綺麗。
恐らく、ずーっとミラーが上がったままだったからでしょう。
しかし、何度動かしてみても、後幕が出てきません...。
完全にリボンが切れているようです。
残念。
2台とも古いPENTAX黒ボディ独特のヤレ方がステキです。
S2の方が若干、塗装のヤレが少ないです。
デザインはAPの延長線にあり、クラシック。
でも、この感じでデジカメだったら...。
とてもイイと思う。
ま、電池を使わないカメラなので、何十年経っていても動く訳で...。
2台とも修理して子々孫々に伝えたい。
S2は子供達に渡して、シャッターのリハビリをやってもらっています。
構造が簡単らしいので、自分で直すのもアリですね。
レアな黒いボディー2台とレンズ2本のご紹介でした。
名古屋では美味しい料理、お酒、そしてすばらしい人との出会いがあり、7月(またか!)にも行くのでとても楽しみです。
当方の所有するPENTAXのM42マウントボディーは、全て黒になりました。
パンケーキ魚眼もかなりステキです。
年代順にPENTAX M42黒ボディーを並べ、6x7と645を追加。
黒SPについてはこちら
皮剥がれ修理についてはこちら
黒SPギャラリーはこちら
HONEYWELLはこちら
0 件のコメント:
コメントを投稿