2013年12月13日金曜日

Mac miniのCPUを載せ替える。

私のMac miniは、某オークションで、中古品を激安で購入。
Core2Duo1.83のCPUが乗っており、しかもソケット式!
CPUが載せ替えられます。
非常に簡単です。

まずはアルミの筺体から、いつもの分解用ヘラを使って、内部筺体ごと全てを抜き出します。
マザーボードを止めているネジが4カ所あるので外すと、シャシーと上部構造で分かれます。
上部構造の中にマザーボードがあるので、取り出します。
こんなふうになります。
下が正面、上が背面になります。
右上にある、黒く四角いヤツがCPUのヒートシンクです。
白く丸いモノが4個見えますか?
アレがヒートシンクを固定しているパーツです。


ヒートシンクを外すためにマザーボードを裏返します。
左上にある4つのモノを外します。
破損に注意して、ツメになっているところをラジオペンチでつまみます。
すると、内部にスプリングが入っているので勝手にすっぽ抜けます。
絶対にこの状態で外して下さい。
でないと、ストッパーがふっとんでしまいます。

外したところ。

マザーをひっくり返すと、簡単に外れます。
ヒートシンクには温度センサーがついているので、外れないように気をつけましょう。
Core2Duoの1.83MHzが乗っています。
CPUを外すときは、CPUの横にあるネジみたいなのをマイナスドライバーで外します。
CPUには方向があるので、チェックしておきます。

CPUを外したところ。

左が最初に入っていた1.83MHz
右がバルクで激安だった2.33MHz

あとは方向を合わせてソケットに入れます、この時、CPUをちょっと押しながら、先ほどのネジを反対に回して固定します。
CPUの真中に黒い部分がありますね、そこに熱伝導グリスを適量つけて、ヒートシンクを合わせます。
グリスはつけすぎると熱暴走の原因になるので、注意!!
ヒートシンクにも方向があるので、間違えないようにしましょう。
間違えると筺体を組み込めないので、すぐに分かります。
ヒートシンクを合わせたら、ストッパーを押し込んで固定します。
「かち」と音がしますので、すぐに分かります。
この部品を壊すと、かなりめんどくさい事になるので、慎重に行って下さい。

あとは、筺体を組み立てて終了。

非常に簡単です。
じゃあ、わざわざCPU載せ替えて効果があるの?
はい、全く別物に生まれ変わります!
私は費用対効果を考えて2.33をチョイスしました。
もうちょとクロックの高いモデルもあったと思います。

この改造は3年くらい前(記憶があいまい)に行なったのですが、それでも新型を買うよりはかなり安く出来ました。

古いモデルですが、まだまだ使えます!!
皆さんもやってみて下さい。






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