やっぱりオストロン2ピンクは強度が足りない。
割れてしまったので、修理します。
いつもの事ですが、「ノーマル愛」に溢れる方の「心臓」には悪い内容となっておりますので、閲覧を控えて頂くよう、よろしくお願いいたします。
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今回も歯科用レジン。
ユニファスト2アイボリーを使用。
塗装を剥がそうとしたら、割れてしまった...。
強度を持たせるため、バーで窪みをつけます。
ゴルフボールの表面みたいな感じ。
養生。
完全硬化を待つ。
他のカメラを弄りながら待つと吉。
先に穴を開けておきます。
マスキングテープはレジンに跡が残って...。
形態修正、研磨
何だか小さくなりすぎましたww
と、言う事で、養生からやり直し。
レジンを流して硬化した後の表面処理が「メンドクサイ」ので、主要部分は「セロテープ」で養生します。
セロテープの表面には糊がくっつかないように、分離材が塗ってあるので、剥がれなくて困るとかありません。
ピントフードに親指が当たる部分を盛り直し。
うまくテカテカになっています。
後で研磨の必要の無い、エコなやりかた。
マウンター固定部分の強度を飛躍的に向上させるため、より多くの範囲にレジンを追加する必要があります。
塗装をどんどん剥がします。
親指側は適合が非常に悪いので、一度切り離してレジンを盛り直します。
写真のように、後で接合させる時の事を考えておきます。
ピントフードの親指側を再度養生し、切り離したパーツにレジンを盛り上げておきます。
ここで外さないで、マウンター本体に固定します。
一度外してしまうとまた適合が甘くなるので注意。
結構ずれていますね。
とくに接合部分をガッチガチに盛り上げます。
ボディーと左手側の隙間にもレジンを流し、更なる適合の向上を目指します。
親指に合わせます。
ボディ底面でユニット側部分もレジンを追加します。
セロテープを貼って、「ダム」を作ってからレジンを流すように盛り上げます。
写真ではレンズを装着したまま作業を行っていますが、盛り上げの際、レンズにレジンが落ちると大変な事になります!
マウントキャップを装着するなどして、事故の起きないようにしましょう!!
かなり大きめに盛り上げます。
盛り上げながらエバンス彫刻刀で形態を付与していくと、わりと簡単です。
完全に硬化したら、外します。
ピントフード親指側。
細かい所にまでうまくレジンが流れていますね。
ボディ底面は目論見通り、テカテカな仕上がり。
ひとまずラフな形態が完了し、みっともない塗装を剥がします。
一回り小さいS10ユニットでもオッケー。
ボディ側から。
かなり大きくなっています。
まだ荒削りですが、親指のフィット感が向上
左手親指が角に当たらなくなったので、快適。
ピントフードとボディーへの適合をさらに改善させて、親指の収まりが良くなるように修正。
各ボタンが押しやすくなるように抉る。
塗装の残りをさらに剥がす。
スタイラスペンホルダーとマウンター本体とのエッジを強調し、「埋め込み感」を強調した。
この「モザイク」な感じが好き。
研磨して終了。
オストロン2ピンクはフィラーが少なくて面が出にくく、研磨しても光沢が出ない。
塗装してもすぐに禿げるので、このまま使う事にした。
(妻には不評ですが...。)
今回大幅な修正を行った親指側は、フィット感がかなり向上した。
三次元曲面が呑める。
ここに親指が嵌まる。
メモリーカード、バッテリーを外す時は、マウンターを先に外さないといけないので、強度が無いと割れてしまう。
ここまで補強すれば、まず割れる事は無いと思われます。
親指側のフレームの適合が上がって親指の収まりが良くなったのが吉。
レジンを流す時はセロテープが有効なので参考にして下さい。
難易度もそこそこだったので、満足な工作でした。
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