これは、アメリカに輸出する時はHONEYWELL社のブランドとして売る、つまりOEMって事ですね。
そうは言ってますが、アメリカ側の輸入規制。
かなり泣かされている企業もあり、裏ではかなりキナ臭い話も...。
TPPの元祖みたいなヤツですわ。
興味のある方はググってみて下さい。
いや、それがね、中身は結局のところ、PENTAXなんで。
ペンタプリズムの部分に、HONEYWELLの刻印があるだけなんです。
でも、それがまたかっこエエ。
イスラエルから帰国。
29ドルでした。
開封!
ペンタプリズムには激しいアタリがあります。
それでは、各部の本貫禄を心ゆくまでご賞味下さい。
メカ系統は完動。
残念ながら露出計が死んでいるようです。
電池室はわりと綺麗でした。
本家黒SPとのツーショット。
HONEYWELLもなかなかイイ存在感です。
さて、コレでSPが殆ど揃った事にww
全部激安で入手したので、後悔はありません。
HONEYWELLの黒SPは、本当にレアで、なかなかお目にかかれません。
残すは本家、白SPのみ。
どこにでも売っているので、なかなか買う気が起きません。
ここからマメ知識。
某HPから頂いて来ました。
また、アサヒペンタックスSシリーズそのほかの理由でもブランド名や製品名称が変えたことがあります。
THE ULTIMATE ASAHI PENTAX Screw Mount Guideによると、ASAHI PENTAX K はPENTACONとの混同を避けるために南アフリカではASAHI PENTAR Kとして売られていたそうです。
また、ASAHI PENTAX S2 はフィンランドと南アフリカでは「卑わいな単語に発音が似ている」と言う理由でASAHIFLEX H2 もしくは PENTA ASAHIFLEX S2 として売られていたそうです。
卑猥な言葉が気になるのですが、調べる術がありませんww
2013年、PENTAXはとうとう社名が無くなってしまい、ブランドだけになってしまいました。
SPは以前書きましたが、世界初のTTL測光出カメラです。
アメリカが市場を開放しなかったのは、脅威の性能からだと思っています。
実は、今の「一眼レフ」を作ったのもPENTAX。
クイックリターンミラーはPENTAXが発明しました。
残念ながら特許の関係で、某社が完コピしたにも関わらず...。
私はカメラを始めたときからのPENTAX党なので、この事を知ったときは、涙が出ました。
開発者の方は、さぞ無念だった事でしょう。
SPを見ていると、最も元気だったPENTAXの面影に触れる事が出来ます。
発売以来整備していなくても動作するシャッター。
ペンタプリズムがひしゃげても見えの良いファインダー。
マニュアルで使う分には全く問題がありません。
デジタルな世の中ですが、押し入れに眠っているSPを引っ張り出して、フィルムを入れてみる、これもまた一興。
PENTAXにはこれからもエポックメーキングな製品をドンドン作って貰いたいと思います。
頑張れ、PENTAX!!
PENTAXマニアなら一台は所有していたい、SPの別バージョンでした。
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