2013年7月8日月曜日

Summitar f=5cm 1:2

カメランドにてCanon 35mmフード(美品)をゲット。
35mm f3.5と50mm f1.9用の角形フードで、店にはセレナー50mm f1.9があり、ピッタリだった。
その時はどうも思わなかったが、家に帰ってフードをしげしげと眺め、セレナーのお取り置きを店主へお願いをした。

後日、受け取りに〜
「アレ?売ったよ、セレナー、セレナーって五月蠅い人いるから。」

www

>泣

その姿を見た店主さん、哀れに思ったのか?
Summitarを見せて、「コレなら値引きしてあげる。」
セレナーよりちょっと高い価格設定でしたが、大幅値引きで、ゲット。

鏡胴は汚れ、何やら付着、羽油が出て、絞りとヘリコイドがちょっと重い。
レンズは埃と、前玉中心付近に気泡。
傷は無し。


レンズ銘の部分はハゲあり。
流石に年代を感じます。
鏡胴にも何やら茶色い何かがww


ブルーが美しい、目が覚めるようなコーティング。


中の貼り合わせ面?
には、虹色のニュートンリングのような反射。


Canonにつけると、セレナーのようなww


M3にもよく似合います。
ま、沈胴Summicronの前身なので、当然ですが。
Summitar自身も沈胴レンズで、携帯性は抜群。


さて、クリーニングを行ないます。
絞りには油が出ています。
もう既に羽の上に拡散w
とりあえず、動きを軽くするのを第一目標で。
ヘリコイドも何だか重いので、好きな柔らかさになるまで、磨く、磨く、磨く。
ま、磨くっていうのは、正解では無いんですけど。
秘伝の油を使います。


秘伝(ガマ?)の油を絞りリングの隙間に流し込みます。
出るわ、出るわ〜
黒い劣化した油ww
ひとまず、出なくなるまで続けます!!
お陰でレンズがヌルヌル。


クリーニング完了。
動作が軽くなり、撮影のストレスも軽くなりました。
つーか、メチャクチャスムーズです。


レンズチェッカー、GXRにて写りを堪能しましょう。

ちょっと写してみましたが、Summaritに近い感じですね。
ボケがグルグル。
小さいし、写りがステキだし、安いし!!
製造本数も多いので、入手しやすい。
程度の良い個体が少ない?
オークションではもっと安く売っていますが、「手入れする喜び」があったので、イイ買物でした。
このレンズでライカを始めると、幸せな気がする。


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