2014年7月14日月曜日

Carl Zeiss Jena Biotar 1:2 f=5.8cm (Red T) ギャラリー

Carl ZeissはLeicaと並ぶ、世界的に有名なドイツのカメラメーカーです。
両者はカメラ黎明期より、熾烈な開発競争をしており、レンズ性能は甲乙付けがたいです。
代表的なレンズは、今までのブログでも取り上げた事のある、Tessar、Sonnar、Distagon、Flectogonでしょう。

他にも、Hologon、Planar等、魅力的なレンズが多数あります。
そのうち、Zeiss初期の銘玉と言われる、Biotarについてご紹介。


製造は第二次大戦後、1948年から1950年代初頭の生産品。
銀はアルミ、黒は真鍮。

どちらかと言うと、黒の方がレアで、値段が高い。
市場の流動性を感じるのは、銀なのかも。


私の前玉には拭き傷あり。

後玉には僅かなコーティング剥がれあり。
内部にゴミ、周囲には僅かなバルサム切れあり。
レンズにカビ無し。
マウントはM42。

絞り羽根は17枚!!

非常に美しい。
最小f値は22。

この絞りに匹敵するレンズは、Leica Summarit(15枚)くらいしか思いつきません。

鏡胴の塗装は長年の使用でつや消しが艶ありに。

では、早速。

HONEYWELL PENTAX SP Black
光沢のある黒ボディがマッチします。


丸ラッパフードが逝けます。
口径は40.5mm。

TAKUMARのメタルフード(46mm)がピッタリ。


ASAHI PENTAX SP Black



激しい塗装ダメージが呑める。

WalzのSonnar用フードが呑めます。



貫禄が呑める。

サイコーにカッコイイ。


MX


K-5IIs


GXR






肝心の写りなんですが、「グルグルの回転するようなボケが出る」と、評判。


ところが!!


このレンズでは出ない...。
非常に優秀。


実はそのグルグルを期待していました。

出ないのが非常に残念。

写りはまた今度アップします!!


Summitar用の専用フードが装着出来るようになりました!!
くわしくはこちら


名古屋のトップカメラで安いスリットフードを購入しました。
つや消し黒がボディとのコントラストを生み、イイ感じですね。

1880円
先端にはフィルター用のネジも切ってありますので、かなり便利だと思います。


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