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2013年9月18日水曜日

Canon 50mm f1.2の絞りリング位置調整

Canon 50mm f1.2、面白いレンズですね〜
毎日?
弄っています。

ピント面以外のボケ方がスゴイ。
全てドロドロ。

それはソレで非常に楽しいのですが、絞り指標が明らかにズレまくり。

買ってから全く気がつかなかったという、恐ろしい無関心ぶり。
コレはいけない、修理します。
もう、完全に逸脱ww
しょうがないので分解。

向かって

左側、絞りのクリックストップ
右側、絞りレバーと絞りリングの連動
右側の連動部品が曲がっていますw
ゴリラが使っていたのか?

分解には精密ドライバーが必要で....。

近くのナフコで買って来ました!

160円!
磁化処理はされていないので、冷蔵庫に貼ってあるマグネットを使い、自前処理。

ねじ曲がった連動金具をなんとかしないと、きちんと合いません。


連動金具の変形を歯科用プライヤーで修正。
結構堅い。
レバーを押さえるところも隙間を最適化します。

グイグイやって真っ直ぐにします。


クリックストップの位置を合わせて〜

がっちり固定!
どうです?
変形した金具も、結構まっすぐになってるでしょ?


開放をきちんと合わせても、f22がイマイチ...。

どうせ開放でしか使わないので、これで良し!!

簡単な工具でメンテナンス出来るなんて、やっぱ銘玉!
また、このレンズが好きになりました。



レンズの概要こちら
くもり取り整備こちら
描写の検証こちら




2013年9月11日水曜日

STAEBLE-CHORO 1:3,5/38 フード改造

非常に写りの楽しい、STAEBLE-CHORO 1:3,5/38、トリプレット玉。
シンプルなレンズ構成から生み出される、ソフトでまったりとした描写。
フランジバックがLマウントと同じなら、サイコーでしたが〜

STAEBLEの純正品として、専用フードの設定がありました。

しかし、無い!
eBayで一つ見つけましたが、輸入するとなると、5000円は軽く超えます。

9000円で買ったレンズなので、そこまでコストは掛けたくありません。

で、いつものカメランドで、ジャンクフード(食べ物じゃありません)を漁る〜

ありした!
TSUBASA 34
???
アルミ製?

メーカー不明w
被せ式。

500円!!

被せ式なので、絞り値の赤点が隠れてしまうのが残念。
TUBASA 34の下、切り欠きに合わせると、大体オッケー。

フードの長さがレンズ本体よりも長い。
グーです。

GXRにつけると、何だか偉そうな感じ。
んでも絞りにクリックストップが無いので、点があった方が使い易い。

ハレ切り効果が非常に高そうです。
かなり奥目になりますね。

初めは色を塗ろうかと思いましたが、すぐ禿げるので却下。
ならば、穴を開けてしまえ!
マーキングします。

一つ開けました。
アルミかと思っていたら、真鍮でした。
レンズにはもう1個赤点があるので、もう一回穴を開けます。
マーキングします。

はい、2個開きました。

早速装着!

バッチリ!!

反対側
もう、まるで、純正品のような仕上がり!!
ホンマか?

ちなみに....。
f3.5にしてありますが、よーく見ると赤点がずれています。
もともとこんな感じなので、気にしない。
これでフードを付けっぱなしに出来ます。
いとも簡単に加工出来、仕上がりも綺麗で、大満足!!

しかし、このフード、素性がワカランw

レンズについてこちら
マウント変換こちら



2013年9月5日木曜日

Pcally(Macally) QBall 断線修理

トラックボールマニアなら一台は持っている?QBallです。
世界にこの機種しか無い特徴が、玉受けがベアリングで光学読み取りという事。
ベアリング、光学読み取りどちらかを装備しているトラックボールはありますが、同時に2つの機能というのは、この機種しか存在しません。
その快適さは、
玉受けが、鉄球<セラミック<人工ルビー<ボールベアリング
読み取りが、ゴム軸エンコーダー<光学読み取り、の順です。

よく比較に上げられるのが、Microsoft Trackball Explorerでしょう。
コレは大型の玉、光学読み取りですが、残念ながら鉄球。
決して鉄球がダメでは無いのですが、いずれ摩耗により回転が鈍くなってしまいます。
私は手芸用ビーズで人口ルビーのものを埋め込みました。

Kensingtonからもベアリングのものがあります。
そちらもスゴイのですが、ナニがって、玉受けがベアリングで、読み取りがベアリング軸エンコーダー読み取り!!
大玉で「ゴー」っと転がす感覚が最高。
しかし、大きいww

QBallは非常に小さく、バナナみたいな感じ。
玉も38mmと小さくて、モバイルでもオッケー。
欠点は、USBコードが長い、玉の作りがショボイ。

新品で売っている時に買えなくて、10年ほど前にジャンク品をヤフオクでゲット。
当時のジャンク具合は、ボール受け皿のベアリング台座部分が破損しており、修理。
その後はこれといった故障も無く順調に使えていました。

本体から出ているUSB配線の根元が黒くなっていて、シールド用の網線が断線。
分解して再配線、コネクターを外しました。
中はスカスカ、こんなもんです。

配線を切って繋げます。

空中配線して通電を確認。

4本のハンダ部分をずらすのがコツ。

 絶縁処理して確認すると〜
うはw
収縮チューブを炙り過ぎてショートww

家で配線のやり直し。
ハンダごてで配線していると、子供達が集まってきて、応援。
通電試験を行うと、「うわ〜お父さんスゴイ〜!」って。
父親の株が上がり、鼻高々

筺体内部で配線をまとめます。

蓋をして完成〜
配線が長かったので、30センチくらい短くしてスッキリさせました。
非常に簡単な修理で、父親の株も上がり、大満足。
これでもうあと10年は使えますね!!



2013年9月4日水曜日

Contax TVS

子供達が写真を勉強出来るように考えた。
白黒フィルム現像の愉しさを教えたい。
それには、私のコレクションのボディを〜
しかし、殆ど全てマニュアルww
失敗も勉強のうちだが、あんまり失敗が多くて、途中でイヤになられても困る。
んで、ボディの購入を考えた。

条件は
1,絞り、シャッタースピードが分かる
2,露出補正あるいはフィルム感度が任意で変更できる。
3,露出オートがついている。
4,現在のレンズ資産を生かす事が出来る。
5,子供が持ち歩いても苦の無い重さ、大きさ。
6,なにより楽しく簡単に写真を撮れる。

と、いうことで、ヤフオクを漁る。
やはり、狙うのは、PENTAXのフィルムカメラ。
ハイパープログラムがついていて、出来ればオートフォーカス。
やっぱMZ-Sかな〜?
探す、無いw
以前Z-1を使っていたので探す、無いww
ほとんどジャンク!

ここで、気がついた。
私はオートフォーカスのレンズが1本しか無い
PENTAX FA 1:1.9 43mm Limited(黒)
そう、銘玉。
あ、そう言えば、兄貴に貸したレンズもあったな〜
アレも40mm〜ww

しょーがない、もっと簡単に撮れるヤツ。

で、コンパクトカメラを物色。
まず、思いついたのが、「工事現場シリーズ」、タフで防水!
コレなら持たせて安心だし〜
しかし、完全オート!
ジャンクしかないw
完全なヤツは意外に高い。

しゃーない、他を。
Leica、Voigtlander、Agfa、Konica HEXARどれも意外に高いww
で、最後に残ったのが、CONTAX(京セラ)。
そう、前世紀末で無くなってしまった日本製カメラ。
一眼レフを大学の時に某氏が使っていましたな〜
とりあえず、高くて買えないと言う印象しか無い。

じゃあ、Gシリーズ。
ボディは激安!!
学生時代はメッチャ高かったのにね〜
でも、レンズが...。
L、Mマウントに改造する輩が多く、高騰。

んじゃ、Tシリーズ、狙うのはやっぱりT2!!
高い!!
なんじゃこりゃw
単焦点なのにw
何か知らんが、TVSはメッチャ安い!
ズーム(2倍)付いてるし、コレならエエ。

下は5000円から、上は3万弱くらいまで。
速写ケース、純正レンズキャップ、社外フード付きで9000円。
発売当時は17万円もした、超高級機!
文句なし。

で、到着。
純正皮ケース。
子供が使うので、ケースが無いと困ります。

社外品のフード付き。
色が合ってる。
チタンの外装は高級感あり、ヒンヤリ、これだけで悦にw

iPhoneで撮影していたら、早速〜
奪われましたww
ウチの子は親に似て、カメラが好き。

お気に入り。


電源オフ。

電源オン28mm。

ズーム、56mm。

Carl Zeiss Vario Sonnar 3.5-6.5/28-56 T*
世界最高?
のT*コーティングが非常に美しい。
前玉に僅かなクリーニングによる傷とクモリあり。
殆ど分からない程度。

無くすと激しく後悔しそうな専用レンズキャップ。

サファイアガラスのシャッターボタン。
指触りが非常に良い。

ボディ、レンズの全ての文字、アイコンなどは、全て彫り文字。
このコストの掛け方が異常
バブル景気って恐ろしい。

チタンボディと相まって、質感は最高。
中身はプラスチックなんですけどww

カーボンを貼り付けてあるフード。
メチャクチャかっこエエ。
皆さん、この写真を見て、何か感じませんか?
そう、左側のCONTAXロゴ部分、間延びして長すぎ?
人によると思うのですが、私はそんなに感じません。
なんでこんなふうにスペースがとってあるのか?

実は、よく考えられていて、左手でしっかりと支えるスペースになっています。
写真を撮る時の基本、「両手でカメラを構える」事が自然に出来ます。

ボディ裏側にも工夫があって、右手側だけでなく、左手側にもグリップがついています。
でも、左手用のスペースを作るため、右手側に寄ってしまったレンズの配置が不人気の原因になっています。
なんで違和感、かっこ悪い、っていう感覚を引き起こすのか?
コレを見て下さい。

そうです、ライカは右手側のスペースが広いんですね。
京セラの設計者は、コンパクトカメラなので、わざと左側を広くしたのではないでしょうか?

評判の非常に悪いファインダー。
iPhoneで撮影。
スッキリハッキリでは無いです。
ま、構図を見るだけなので、こんなもん?
色づきもあるし、LeicaのM3とかと比べちゃダメ。
パララックス補正は液晶でマスクされます。
「だいたい」非常にいい加減w

専属カメラマンが撮影中。
あれ?
天井を撮ってない?
お姉ちゃんがフォローに行きましたw

ちょっとしたお出かけには、
以下の装備。

コレだけあればカンペキ。
50mmをCanonじゃなくて、Summitarにすると荷物が軽い。
スナップだけなら90mmは無くてもオッケー。


こんな感じで、非常にコストパフォーマンス抜群ですが、「電池を入れないと動かない」カメラ。
内部の電気回路が壊れると、貴重なレンズもパー

何故貴重?
Carl Zeissのネーミングで普及機はTessar、高級機がSonnar、しかもズーム。
開放f値はやや暗めだけど、その分ピントもシビアでなく、写りはコンパクト機じゃない!

と言う噂。
まだ現像していないので、分かりませんww
実は、メカのピントがあまり良くない。
ちょっと遅くて、結構いい加減。
撮影中に思うので、Sonnarが勿体ない気がする。

しかし、この値段で入手出来るのはかなり幸せ。
壊さないように、大事に使います!

Tシリーズマニアが喜びそうな本をゲット!
なんと、1円!!
値崩れって言うのは恐ろしい...。











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2013年9月1日日曜日

STAEBLE-CHORO 1:3,5/38 マウント変換

先日、マウントアダプター付き、1万円の激安でゲットしたが、GXRはフルサイズじゃない。
しかし、純正の本体は...。
実は入手困難ww
自分の持っている機材の中で、何とか出来ないか考えてみる。

Paxette、フランジバックは44mm。
ライカLマウントは28.8mm。
そうです、だからマウントアダプターが必要なんです。

つまり、ライカLマウントを変換出来れば、他のボディでも使えます。

M42マウントは、45.5mm。
ゆえに、Kマウントも同じ。

と、言う事は....。

レンズのPaxetteマウントを、M42(PENTAX純正アダプター)に変換。
LX(PENTAXボディ)のKマウントを、M42(PENTAX純正アダプター)に変換する。
そう、こういうふうに。
でも、上記の通り、フランジバックが違い、PENTAXのL-M42アダプター、マウント面に約2mm程の厚さがあります。
LXは一眼レフなので、ミラーが当たる...。
という事で、自作マクロアダプターをレンズに2枚重ねて使用する。
すると、計算上、フランジバックの長さが合計5.5mm長くなり、後玉とミラーが干渉しなくなる。


すると、PaxetteのレンズがPENTAX LXに!!
スゲエ!
きちんと収まります。
自作マクロアダプターを装着しているので、無限遠でもかなりマクロ域な感じになってしまう。
残念!!

ですが、無限遠でもミラーに当たらないので、ワインダーで連射も出来ます。

ウチの専属カメラマンが只今、ワインダーで連射中。

やっぱり、ちょっぴり悔しいので、他の手を考えてみる。

M42マウントボディーでミラーが短いのはContax D!!
PENTAX純正のL39マウントアダプターを装着します。
なんということでしょう!(某リフォーム風)
嗚呼、イカスw
天下の名門、伝説のContax Dにトリプレット玉がつくなんてww
実は、Contax D、Paxetteと同時期に発売されています。
DはSの改良型ですが、先輩のSは、世界初のペンタプリズム搭載一眼レフ!!
それまでのカメラは真上から覗いていました。
流石、Contax、先進の技術。
その頃ライカは??
レンジファインダー道を突き進んでいましたね〜

しかし、シャッターを巻き上げないとミラーが下に降りず、撮影しても視野が真っ暗なままです。
この問題を、世界で初めて解決したのがPENTAX!!
早速盗んだのが日本の某社。
あのクソ、まんまピーコしやがったからな〜

ここいらへんのお話は面白いのですが、割愛。

しかもパンケーキ!!
美しい〜
ミラーに干渉しているか?
このボディはクイックリターンミラーが装備されていません。
恐らく当たっていないと思います。

今回の問題点。
1,PENTAX純正のL39マウントアダプター(入手はぼぼ不可能、劇レア)にマウント面の厚さがある事と、レンズ後玉とミラーのクリアランスをいかに解消出来るかという点。
2,PaxetteとM42では、もともとのフランジバックに1.5mmの差があり、LXだと合計5.5mmもの差になってしまう。
3,ファインダーの見えは、インテンスクリーンを装備したLXがやっぱ最強、Contax Dでは全くピントが分からない。

以上のような問題があるが、そのまま装着出来ても最短距離が1mのレンズなので、イマイチ使いづらい。
ピントはLXでもかなりキツイ、相当シビア。
でも、EVFを装備したGXRとLXでは、雲泥の差だ。
流石、PENTAXのフラッグシップ、ファインダーを覗いているだけで楽しくなってしまう。
このままで一度、フルサイズで撮影してみるか〜

レンズについてこちら
フード改造こちら









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