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2014年3月19日水曜日

Leica IIf レッドシンクロ シャッターダイヤル 交換

激安で購入したレッドシンクロのIIf。
ストロボシンクロが赤く塗られたカワイイ奴。

ファインダーカバーの修理をしました。
くわしくはこちら

過去のブログにも登場している本体なんですが、購入時からちょっとおかしいい。
本来なら、こういうダイヤルなハズ。
ー1000があり、しかも、「25」じゃなく「25」そう、赤く塗られていないとおかしい。

この写真だと色が分かりにくいですね。

何故気が付いたのか?
「1/1000秒は合わせるとシャッターダイヤルが少し浮き上がった感じになる。」

ほうほう、んじゃやってみる。
嗚呼、そうなるじゃん。

と、言う事で、純正の新品ダイヤルをゲット。
こんな袋に入っているんですね〜

右が今嵌まっているダイヤル。
左がレッドダイヤル。
マイナスドライバーは厚くて溝に入らないので、歯科用回転器具を使って薄くした。

外すとこうなります。
取り付ける時は、シャッターを巻き上げた状態でシャッタースピードを合わせますので、位置を間違えないようにしましょう。

はい、完成。
ー1000がつき、「25」が「25」になりました。
バルナック型ライカは巻き上げてからシャッタースピードを合わせないと、正確なスピードが出ないので注意!!
はい、私は間違えたので、巻き上げて正しい位置になるように修正しました...。
llfはスローシャッターが無い、この潔さがスキです。


スローシャッター部分に貼った赤丸ライカ印と相まって、かなりイイ感じ。

実は、製造時のエラーで、最初から入っていたダイヤルだったのかも?
しかし、ネジが1個だけサイズが大きく、明らかに仕様が異なる事から、以前の持ち主が故意に交換したモノと思われます。

ライカは製品の資料が豊富で、パーツもあるため、今回のような改造(修理?)が可能でした。
欲しい機種の購入前にあらゆる点をリサーチしておけば、細かい仕様の変更などにも対応出来ます。

また、かなり汚れている、ちょっとの故障、等でも、かなり安く売られている事もあり、お得な買物が出来る場合があります。

皆様も購入される時は注意して、お得な買物をして下さいね。

上記の通り、ネジもおかしいので、1本200円で3本新品を購入。
購入先は、LeicaRepairServiceさん。
HPにはレアな整備済みライカが...。
目の毒です!!


精密ドライバーで締めます!

実は、2回床にネジを落としてしまい...。
メチャクチャ大変でした。
バットの中で作業される事をオススメします。

はい、コレで「貫壁」なレッドシンクロllfになりました。

修理は楽しいなぁ〜





2014年3月17日月曜日

NICCA 1:2.8 50mm

Nicca(ニッカはニッポンカメラの略)というメーカーが第二次大戦前、後にあり「東洋のライカ」と言われるほど高い技術を持って居ました。

以下、Wikipedia等よりまとめ。

ニッカカメラNicca camera Co. Ltd )はかつて日本に存在したカメラメーカー。前身は「光学精機」で、後に「ヤシカ」の完全子会社「大邦光学」となり、「ヤシカ」に合併された。
主にライカコピーを製造していて、一眼レフカメラの時代が来るまでは人気カメラの1つであった。
同様にライカコピーを製造していた「レオタックスカメラ」は「東京光学」(現トプコン)のトプコールを装着していたが「ニッカカメラ」は「日本光学」(現ニコン)のニッコールを装着した。


戦前日本光学は主に日本海軍に、東京光学は主に日本陸軍に納入し「海のニッコー、陸のトーコー」と言われていたためその争いが再現していると言われた。
社屋は1980年の時点で「ヤシカ沼部分室」として使用されていた。

歴史、発売機種の概要
  • 1940年 - 「精機光学」(現キヤノン)でハンザキヤノンの製造に従事していた熊谷源二ら数人が「光学精機」を設立。
  • 1941年 - 戦争によりライカの輸入が困難になったため「パテントを無視してコピーせよ」との軍の命令により「ニッポンカメラ」を製造した。ほぼ同時期、アメリカ軍は戦中から「プレミア・インストゥルメント」にカードンを、イギリス軍は「リード&シギリスト」にリードを製造させている。
  • 1941年 - Nipponを発売。
  • 1947年 - 社名を「ニッポンカメラ」、カメラ名を「ニッカ」に変更して製造再開したが、数的に少なかった。レンズは「日本光学」(現ニコン)のニッコールを装着した。
  • 1949年 - 3型を発売。等倍ファインダー距離計連動、スローガバナーの有無あり。
  • 1950年 - 社名を「ニッカカメラ」に変更。
  • 1951年 - 3B型、3A型を発売。違いはアクセサリーシューにバネがつき、ネジが4本止めに。視度調節装置、スローシャッターにクリックが付き、スローダイヤルのビスを中に入れピント調節用の穴を廃止。ここまでの機種はライカと構造がかなり酷似していと言われる。
  • 1952年 - シンクロ接点がついた3S、ドイツ式にXとFPつけた4型を発売。
  • 1953年 - 1/1000シャッター 軍艦カバーを1mm高くし、巻き上げノブ上面にフィルムインジケーターをつけた4型を発売。
  • 1954年 - 3S型のシャッター系列を4型と同じにした。
  • 1955年 -1/10、1/15シャッターをつけ、裏蓋を外すと、底板の一部が蝶番で開くように、距離計とビューファインダーが近接、シンクロ接点がのアクセサリーシューの下になり、Xシンクロが1/25にそれ以上はFP接点となった、内部構造が全面的に改良されシャッター主軸にボールベアリングの採用と距離計視度調節レバーが巻き戻し基部に、軍艦カバーがダイキャストの一体プレスとなった、5型発売。
  • 1956年 - 3S型の後継機、3F型発売。5型の簡略機で1/1000、視度調節レバー、裏蓋開閉が省略され、軍幹部に3-Fの表記ががある。
  • 1957年 - 3F型の巻き上げをレバー式に変更。
  • 1958年4月 - 3F型を簡素化し、シャッターのTと1を廃止した33型を発売。レンズが自社ブランドとなる。
  • 1958年5月 - 「ヤシカ」の完全子会社となり、社名を「大邦光学」に変更。事実上の吸収合併であるが、当時の「ヤシカ」社長牛山善政が傾倒していた宗教家が即時合併に反対したため徐々に合併する形とした。
  • 1958年6月 - ライカM3を意識し、最終型となる3Lを発売。パララックス自動補正一眼式等倍ファインダー、採光式ブライトフレーム、フィルムカウンター自動復元底蓋を外すと裏蓋が開く等の改良が加えられ、軍艦部の一部、ファインダーと採光窓の前面が黒く塗られ、今までのデザインとは一線を画すのが特徴である。
  • 1959年 - Yashica YFを発売。3Fをベースにさらに発展させたもの。ファインダー視野全体が35mmで、50、100mmのパララックス自動補正ブライトフレームがある。3Lと同様、M3を意識して作られている。カメラ正面、スローシャッターの上に「Nicca」、軍艦部ファインダー上に「YASHICA」とある、ダブルネームの珍しい機種。
  • 1966年 - 名目上も「ヤシカ」に吸収合併された。
超レアモノのNippon、画像を拾いました。
実物を拾いたいです。










ヤシカニッカYF
ニッカ純正50ミリ付き

ヤシカニッカについて、くわしくはこちら


それぞれのボディの画像はググると出てくるので、皆様で検索をよろしくお願いいたします。

最終型の3Lは非常にスタイリッシュで、所有欲を駆り立てるデザインとなっている。

写真は検索で発見したモノです。
背面なんかはまんまM3ですね。

私のレンズと同じモノがついています。
Nikkorつき。
巻き上げレバーはぶっ壊れ。
完全に折れている様ですね。

壊れていない機体の写真を探して来ました。

う〜ん、美しい。
巻き上げレバーが無いので、デジカメに見えます。

上の機体には無かった巻き上げレバー。

M型ライカのように、底板を外してフィルムを交換します。

兄貴と一緒に広島駅前の中古カメラ店を巡る。

前夜はあんなこと


こんなこと


あった、でしょ〜


気怠い朝を迎えてしまい...。


兄貴からニッカのレンズを見掛たので、確認の後、速やかに保護するよう指令が出た。


いつもの日進堂から行ってみる。


イキナリ、トプコール 50mm f3.5を発見w
露西亜のインダスター(固定鏡胴)に似ており、恐ろしく珍品だが、15000円という、スペシャルプライス。


次の瞬間、余りの興奮に写真を撮影するのを忘れる...。


トプコールの横には...。
なんと、Niccaが!

コレですた。
ブルーのコーティングが美しい
店主も「見た事が無い」と宣う。
あららら?
まるで、そう、Fujinonなんじゃ...?

では、検証してみます。

レンズの口径が全然違いますが〜

横から見ると、ヲイヲイまんまか?!
と、ツッコミを入れたくなってしまいます。


フジノンと違うのは、絞りリングとピントが同時に回らないと言う事。

この点は非常に使い易い。
発売時期等、謎ばかり。
恐らく3L(上記写真参考)とセットで売られたものと思われます。


専用フードがサイコーにイカス!!
なんと女性的な曲線美!!

レンズをねじ込み、フィルターをねじ込むと...。
niccaのロゴが真上に!!

こういう精度なのかどうなのかは分かりませんが、非常にカッコイイ。

同じnicca用のNikkorと。

トーマス 青木さんより、著書を頂きました。
有り難う御座います。

しばらくはコイツを使います。


果たして写りは...。
ボケ方が面白い。

ピントはシャープ。
独特の空気感がありますね〜

写りは後日アップします!


こうなってくると、レンズ構成が非常に気になります。

しかし、ググっても情報がありません。
何方か教えて頂けないでしょうか?

写りについてはこちら


2014年3月9日日曜日

三連メーター ダッシュボード 装着編

むりやり60φのメーターを入れ込み、かなり痛々しい状態...。
くわしくはこちら
もう、後には引けない状態。
このまま「突っ走る」しかありません。

しかし、またまた問題発生。
アナログLine入力端子にプラグを入れます〜
ららら〜

上のヤツ、52φで予定していたため、ピンケーブルが入らない...。

嗚呼、やっちまった。

仕方が無いので、ピンケーブルの端子部分をちょっとバラす。
えいっ!

「カチッ!」

嵌まった!

外れない...。
下の端子は普通に接続出来ます。

アレ?

端子を嵌めるとやけに長〜くなるなぁ〜
ダッシュボードに「当たる」やんけww


そうです、端子を埋め込む時に、配線の長さを計算に入れていなかった...。

ま、そこに穴を開ければイイじゃん!!
positiveに考えよう。
当たる部分をマジックでマーキング。
メカニックさんに事情を説明し、ケーブル直下のダッシュボードをくり抜いて貰うことにしました。


オイルブロックはMONSTER。
安い中華を買って、オイルが漏れてもシャレにならん。


油圧計はバッチリ動いていました!
 さあ、仮設置して、実走行で数値を決めます。
私のメーター配置は基準値が「水平」を指すように配置しています。

水温は75℃、油温は85℃、油圧は3k。
5速に入れ、下道でマッタリ運転している時が基準です。

なんで仮固定?
そうです、一旦ダッシュボードに固定すると、後でメーターを回転させられない!!
上記のメーター位置でダッシュボードに固定して貰い、油圧計に日差しを付け、完成!!


アナログLine入力端子は
Nakamichi TD-1200SEの外部入力に接続。
え〜っと、端子部分は写っていません。
右側のツマミに入力系統の切替があります。



写真のiPodは初期タイプ。
上はCD
下はDAT


何故2個つけるの?
音が変わるんですよ!

CDは本体と別になっている、チューナーユニットから。
DATは本体背面から直接。

こう書くと、絶対DAT入力でしょ!?と、思われますが、「ノイズに弱い」と言う欠点があります。


早速iPodで試聴すると、CD端子は何だか線が細い感じ...。
DAT端子はエネルギッシュだけど、オルタネーターの回転ノイズを拾って...。
「ヒューヒュー」
ラインノイズトランスが必要ですね。
ま、想像通り。
RCAーピンの変換ケーブルはノイズが乗りやすいので、仕方がありません。
この状態でデカイコンデンサーを電源に噛ませたりしても、ノイズは消えません。

オーディオは全て自分で配線しており、電源はバッテリーから直接、小指大のOFC銅線を使って取り込み最短で繋げる。
アースはその半分ぐらいの太さで、一番近いボディに直アースしてあります。


Nakamichiがそう言う指定だから...。
と、言う理由もありますが〜

ちなみに、スピーカーケーブルは6N銅線に純銀をコーティングしたホームオーディオ用を、クライオ処理したケーブルで配線してあります。
(カーオーディオの詳細は機会があればアップ。)


また問題の対策が色々と必要ですね。


暗くなってイルミの発光具合をチェック。
かなりイイ感じです!
全部中古部品なので、ココが一番気がかりでした。

昼間はイマイチ統一感がありませんが、夜はわりとイイので、かなり自己満足。

なんと言っても油圧計が面白い。
フルブーストで6kくらい行きますね。
針の乱高下を少なくして走れば、燃費走行にも繋がります!!



もう、悦に入る...。
マッタリしていました。

アレ?
NikkorをつけたGXRが無い


代車を出してくれたので、持って行ったハズ...。
何処を探してもありません。
仕事が終わって見に行った時、写真を撮ろうと思っていましたが、遠慮して撮らなかったなぁ〜

その夜は寝れずww

翌日朝、店に行くと...。
ちゃんと確保してありました!
>泣

Nicca純正フード付きのNikkorって、プライスレス
ジャンクだったけど、2度と手に入らないかも知れない逸品。

見つかって嬉しかったけど、ぐったり。

もし、店の代車じゃない所だったら...。
絶対に盗まれている!
確保して頂き、有り難う御座いました。

この日は広島の兄貴の所で、FB友達とプチオフの予定でしたが...。
参加できず、残念!

1日「ぐったり」でしたとさ。

油圧計の詳細は写真を撮って、後日追記します。














山口県 柳井市 患者さん主体の診療 セレック いい入れ歯 歯周治療 無痛治療

2014年3月7日金曜日

TRUST 60φ 油圧計 三連メーターフード埋め込み

一応の完成を見た、我が三連メーター(くわしくはこちら)。
嬉しげにいつものメカニックのところへ。
「油圧計は真中になきゃだめじゃろ〜」
やはりダメ出し...。
機械式は却下だったので、どうしても電子式にするしか無い。


では、現状から。
ココに納める訳です。
 
こーなるって事ですねぇ。
いぁ〜
マヂで無理っぽい。


悩んでいても仕方ないので、取り敢えず削りまくり。
いつもの歯科用回転切削器具を使います。

かなり削ってみた。
なんとなく入っています。

でも〜
全然ダメ。
もっと削る必要がありますね。

おお、嵌まった!
よく見るとお分かりの通り...。
ガッチリ嵌まってしまい...。

もう、外せないぜ!

若干穴が開きすぎたところがあるので、ユニファスト2アイボリーで埋める。

完全に硬化する前に、ナイフで形を整える。

運転しているときは全く見えない部分なので、マジックで黒く塗っちゃいます。

裏から見るとこんな感じ。
コレはどう言う状態なのか??
はい、そうです、レジンを流し更にガッチリと嵌まっている状態w
もう外せない〜

日差しをつけて完成。

何だかまとまりが無い感じ??
はい、そうですww
(ツッコミはよしてね。)
旧型品を安く中古で揃えると、こーなる。

日差しがある方がカッコイイ。

私のメーター配置は、水平指針が基本なので、こんなふうにてんでんバラバラ。
一旦走り出して、数値が安定すると、針が水平に並ぶ、と言う訳です。
油圧計は想像で6くらいかな?
と言う事で仮に固定。

後は、実際に走行し数値を見て、メーターを固定します。

え〜っと、次は、やっとダッシュボードに穴開け、オイルブロック設置、配線という流れ。
近日中にやります!!
早くやらないと車の寿命が来ます...。


あら、油温計、ちゃんと動くのかな??