2014年8月27日水曜日

NICCA IIIL (3L) ギャラリー

非常に美しいデザインのこのカメラ。
ライカのバルナック型とM型を合わせたような...。
ニッカについて詳しくはこちら

後のヤシカYFへつながります。
詳しくはこちら

百聞は一見にしかず

と、言う事で、3Lを実際に見てみましょう。

ファインダー前面、軍艦部上面に日差しを伴った、黒い別パーツを配置。
巻き上げノブ、シャッターダイヤルも黒。
これらがうまく配置され、デザイン上のアクセントになっています。
最後に特徴的なのは、巻き上げレバーがボディー上面に無い事。
これによって、非常にシンプルなデザインになっています。
また、ボディ前面にはスローシャッターダイヤルがありますが、余計なセルフタイマーがありません。
もう、これだけで呑めてしまう。

黒いパーツには唯一アタリがあり、マイナスポイントで、安かった理由。

それでは、細かく各部分を見てみましょう。
2重像の窓周囲の汚れ。
スローシャッターダイヤルもかなり...。

ここには本来、巻き上げレバーがあるはず。

このように、背面にあります。
ヤシカYFと同じですね。
かなり汚れが〜

フィルムカウンターの文字盤は、ボディ上面近くにある訳ではなくて、内部にあります。
窓は凸レンズになっていて、拡大表示されます。
Rは巻き戻しボタン。
はい、キタナイです。

シャッターダイヤルは押して回す。
良く出来ているのが、合わせる指標が2個あること。
ボディ後方側にあるのは、シャッターをチャージしていない時。
ホットシュー台座部分のは、ライカと同じ、シャッターチャージしてから。
と、言う事は、バルナックライカよりも正確なシャッタースピードが出ていると言う事になる。
(バルナックライカでは、シャッターをチャージしてから合わせないと、速度が合わない)

もう、ここまでキタナイと、侘び寂び。

バックパネルのダイヤルは、
・外側のギザギザでASA感度
文字が色分けされています。
10 12 16 25 32 50 100 32 50 100 200 400 800 )
・右下の小さいノブでフィルム枚数
(20 E 36)

ファインダー回りもね。

釣り金具は涙型。
純正??

底板
三脚穴周囲がキタナイ。

外すと、ヤシカYFと同じで、フィルムをカットするように指示があります。
ボディ底面には3Lのロゴステッカー。

こうなると、まるでM3。
ヤシカYF、そのまんま。

バックパネル下中央には、爪を引っ掛ける凹みがあり、横にはベアリングの玉でロックが出来るようになっています。
造りがイイ。

ファインダーは緑がかっていますが、二重像ははっきり、クッキリ。
緑色なのが残念。
ヤシカYFもそうなっているし、持病なんだと思います。

それでは、お待ちかね?
クリーニングの時間です。

この機体は表面にうっすらと汚れがあるだけなので、手間はそんなに掛かっていません。
NICCAロゴ近くのダメージは、貫禄なのかと。

ゼブラのレンズがメチャクチャ似合います。
Canon 35mm f1.5

ピカピカです。
スローシャッターの上には、赤いポッチがあったんですね。
汚すぎて分かりませんでしたww

美しい。

先ほどのフィルムカウンター部分。
レンズの盛り上がり。

背面もこの通り。

巻き上げノブを出すとこんな感じ。

実は、こうやってノブを出します。

凝ってますね!

かなり美しいデザイン、凝った造り。
日本のカメラの中でも珍しい存在なのでは無いでしょうか?
見掛けたら、迷わずゲットの逸品です。


ギャラリー

まずはコンパクトなヤツから。
Canon 25mm f3.5

Canon 35mm f2.8

W Komura 1:3.5 f=35mm
フード付き

フード無し

Voigtlander Snapshot Skoper 25mm/f4 
専用角フード付き

Rollei Sonnar 1:2.8 f=40mm HFT

Rollei Sonnar 1:2.8 f=40mm HFT

Ernst Leitz Watzlar Summar f=5cm 1:2

Ernst Leitz Watzlar Summitar f=5cm 1:2



FUJINON L 1:2.8 f=5cm

NIKKOR - H • C 1:2 f=5cm
Nicca純正フード付き

NICCA 1:2.8 50mm

Canon 50mm 1:1.2



純正フード付き



ギリギリ

ヤシカYFとの比較
純正レンズとセットで。

正面

上面

背面

下面

もう、立派なニッカ、ヤシカマニアですね。
非常に美しい、戦後日本の工業芸術。

子々孫々まで伝えましょう。











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5 件のコメント:

  1. Nicca ⅢLが見事にクリーニングされています。いいですね。私はつい最近になって1950-1960年代の国産ライカマウント機を購入し始めました。もしできましたら、どのようにしたらこのように綺麗にメッキ部分の汚れを落とすことができるのかご教示いただきたいと思います。自分のボディで失敗しても文句は申しませんので、ぜひお願いいたします。

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  2. コメント有り難う御座います。
    消しゴム、ガーゼに含ませた消毒用アルコール、エバンス彫刻刀(歯科用)がメインです。
    無印良品の金属磨き用の布?も良いんですが、調子こいてると下地が出ます。
    https://nakao-d.blogspot.com/2014/04/yashica-nicca-yf-fujinon.html
    リンク先の薄青い布?がそうです。
    かなりキタナイので、閲覧には注意して下さい。
    これからもよろしくお願いいたします。

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  3. すいません、追記です。
    Towerのブログも見て下さい。
    https://nakao-d.blogspot.com/2016/01/tower-type-3-nicca-iiibyashica-fujica.html
    ニッカ系のカメラが特にキタナイと言う訳じゃないんですけど、どうもそうらしい。

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  4. またまた思い出して追記です。
    キタナイ物件のお話です。
    https://nakao-d.blogspot.com/2015/03/leica-pistolscnoo-leicavitsyoom-iif.html
    ブロガーのシステム上、直リンクが張れないのが悔しいです。
    また思い出したらリンク貼っておきます。

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  5. 早速のご回答を有難うございます。近ごろやたらと古いライカコピーが出回っているので手を出していますが、ほとんどのものが汚いので何とか見かけだけでも綺麗にしたいと思っていました、試してみます。

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