2016年10月1日土曜日

Leica R8 EXA・Ia 使用上の注意 Test Shot ISO400, 100

先週末は兄貴のMac miniを修理するため、広島へ。


Air Macには繋がるのに、Net不可。

iPhoneもダメ
結局ルーターが壊れていたのでNTTが交換。

DVDドライブを内蔵して、快適視聴マシンにして欲しい、とのこと。

一階のSSDに入っているWin7は不要なので撤去。
2階にDVDドライブを入れ、一階からSATAを配線で取り出す。


2TのHDDを接続。

サクッと完成。
以前はHDDケースの上にMac miniを乗せていたけど、排熱が厳しいので並べることにした。


分解整備のお礼に

「太刀魚お重」
をご馳走になりました。

ブチ旨い。

一日30食限定。


その後、いつもの駅前パトロール。

いつもの日進堂

極上M3発見!
ダブルストローク。


Leica R8が4台も並んでおり...。
どれも安い!
激安だった一台をサルベージ。

Mac miniのお礼にハンドストラップも頂きました!
ありがとう御座います。

ビンテージ仕上げ。


さて、R8って?
(もっと知りたい方はググって下さい。)

ライカの一眼レフ、SLの後継機種です。
ワインダー、モータードライブ装着で、自動巻き上げ、巻き戻し。
電子シャッター
 16s〜1/8000、連続測光時間は64秒。
 (LXは公称128秒、実際にはもっと長い)
AE
三種(スポット、中央重点、評価)の測光モード。
モードは
 M、マニュアル
 A、絞り優先
 P、プログラム
 T、セルフタイマー
 F、フラッシュ
露出補正は+ー3EVで0.5刻み

もう、至れり尽くせり。
妙に大きいけど、意外にホールドが良い。
しかし、日本人の手には大きすぎる。
トップカバーは1㎜厚の真鍮で、ワインダーを装着すると1キロほど...。
私はワインダー付きのデザインが好きだったので、今回の激安セットを購入。

大きさを比較するとこんな感じ。
エルマー90㎜を装着。
LXとはタバコと弁当箱くらいの差がありますね。
背がやたらと高いイメージがありますが、RXよりも低いのが解ります。
ファインダーを交換式にしないのであれば、ペンタプリズムをボディの中に入れるデザインはアリだと思う。
結果的にグリップが上下に長くなり、ホールドの良さに繋がっていると思います。


マウントはRマウントで、以下のようにレンズと本体の連動機構で違いがあります。
 カム1、2、3(機械式連動)
 ROM(電気接点)
マウントの形は一緒ですが、カム1、2はR8で使用出来ません...。
フランジバックが国産の代表的な35㎜一眼レフカメラよりも長く、純粋にライカのみを楽しむと言う...。
はい、M42遊びは出来ません。

でもね、別にイイんです。

そう、純正のビゾアダプターがあるから。
美品中古をネットで見つけ、ポチると、翌日届く。
(ROM接点無し14167)
誰も買わないんでしょうね。
安かった。


エルマー65㎜が使えれば何も問題なし。
プロが試写します。


所有するビゾのレンズは他に
90、135、200
があり、どれも超激安。

そうです。
別に困らない。

広角が欲しい気もするけど、28、35は不要。
21㎜はSuper-Anguronを持ってるし。
50は沢山あるので今更Summicronはイラン。

普段の撮影は65㎜で文句なし。

ハンドストラップのビンテージ具合を加速させるため、シバキます。


使うのはコレ。
写ってるのは裏面です。


最終仕上げ。
明暗を強調。


渋い。
イメージがちょっと古すぎるカモ。


裏面はツルツルにしたので、気持ちがイイ。



・かんたんな使い方・

フィルム装填


電源を入れておく


フィルム先端をマークに合わせる。


裏蓋を閉めると自動的に巻き上げ。
巻き戻しレバーを回してたるみをとっておきましょう。
ちゃんと巻き上げ出来たかどうかの確認にもなります。


本体のISOとフィルムから読み取ったものが違うときは警告が出ます。


フィルムを装填した後、ワインダーを取り外してノーマルグリップに交換したりしてもフィルムカウンターがゼロになったりしませんので、安心して下さい。


・操作感について・

余計なものが何も無くて非常にシンプル。
やっぱ、カメラはこうあるべき。


シャッターダイヤルはM5と同様にボディ前面よりもはみ出しているので、ファインダーを覗いたままグリグリやりやすい。

ダイヤルはロックが無く、一回転します。

16s、X、B、8000の間は中間シャッターの設定が無く、クリックが重めになっているので、感覚が掴みやすい。
それ以外のシャッタースピードの間には先述のように中間シャッターの設定があり、しかもクリックがありますので、実際に中間で切ることが出来ます。
グリグリと回す感触がとても気持ち良く、Mモードでの撮影が超サイコー。
ファインダーには水平に露出の指標が出ますので、グリグリやって合わせます。
(追針式)
アンダー、オーバーもこの時に調整出来るので、露出補正レバーを動かす必要無い...。
M5の設計って理にかなって居る事が証明されましたね。
発売されたときに酷評したヤツ...。
R8が発売されたときも酷評されてたなぁ。
日本製の某よりもずっとイイ。


測光モード切替レバーはシャッターダイヤルの下にあり、便利で操作しやすい。
って思うよね。

でもね、遠いんだコレが。
大丈夫、指を切って1センチ伸ばせばオッケー!?


シャッターボタンに指を当てて握るとこんな感じ。
股にストラップのリングが食い込んで痛い。


握り方を変えると楽に届きますが、握るのに力が入りにくくなってしまう。
日本人にはやっぱり合わない大きさ。
欧米人はどうなんだろう?


シャッターボタンは機械式レリーズなのが嬉しい。


操作感を向上させるのに何か良いものは無いかと...。

コレだ!
名古屋のLeicaに行ったときに買っていました。


ライカ印のソフトレリーズのお陰で、ホールドが素晴らしく改善しました。
シャッターダイヤルとボタンは同時に回るので、ライカ印もクルクル回ります。

ワインダーを装着しシャッターボタンの押し具合が悪いと、2コマ撮影されたりするので注意。
R8を見ていて、何か引っかかる。


そうか、コレに似ているんだ。

EXA・Ia


兄貴からのプレゼント。
ファインダー交換式、エギザクタマウント。


デザイン言語にゲルマン人のDNAを感じた。



R8はグリップの出っ張りがある。


大きさは随分違う。



実際に撮影してみます。

ビゾの場合、モードはMかAに合わせます。
Aだとシャッターダイヤルを弄る必要はありません。

快適なテスト撮影....。
と、思いきや!

シャッターが落ちん>滝汁

ワインダーを再装着してみてもダメ。
ソフトレリーズのせい>チャウ

イロイロと遠回りして、絞り込みレバーの位置がちょっとでもズレていると、シャッターが切れない事が判明。


握り方によってはこう言う感じになったりする...。

意外に神経質なカメラ。

この握り方はシャッターが切れない原因になるので、やらない方がイイです。


検証で、折角のフィルムを15コマくらい無駄にしてしまいました...。
かなり痛い。

言葉では使用感はうまく伝えられませんが、かなり気持ちよく、快適です。

写真を撮る楽しさに溢れたカメラですね。

最近はかなり安いのでオススメです。

あ、Rレンズがちょっとアレ...。

Elmar65mmで実際に撮影した画像をアップ。
フィルムは上に写って居るヤツ。
カメラのキタムラでCD-ROM現像しています。

ISO400






ネガなので色についてはなんとも言えません。
ボケ方が綺麗でウットリ。
粒子感が懐かしい。
今度はISO100のフィルムでやってみます。

スキャンの時に埃が入っていたりするので、自分でやった方がイイかも?


んで、ISO100












ボケが美しいですね〜
Visoflexをガンガン使えるのは幸せ。
デジタルバックが欲しくなります。












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セレック、5つの特徴

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